冠元顆粒(かんげんかりゅう)
効能効果
中年以降または高血圧傾向のあるものの次の諸症→頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸
特徴
「冠元顆粒」は丹参、紅花などの6種類の植物性生薬から抽出したエキスを顆粒としたもので、中年以降または高血圧傾向のあるものの頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸の改善を目的としております
高血圧·肩こりと漢方
高血圧
漢方では、高血圧の原因の多くは、血行不良による血の汚れ、また血液を送り出す「心」の失調や心との影響の深い「肝」や「腎」の機能低下や乱れなどによると考えます。
高血圧に用いる漢方は、血流を良くする、肥満を改善する、自律神経失調症を安定させる、のぼせなどの熱症状とるなどの作用により血圧を正常にしていくものです。血圧そのものを下げる降圧剤とはここが大きく異なります。
高血圧の漢方薬は、活血(血の流れをよくする)漢方薬の冠元顆粒などを用います。
肩こり
漢方では肩こりの原因として次のような事を考えます
1.気血の巡りが滞る「気滞血瘀(きたいけつお)の肩こり
これはストレスなど精神的な疲労が続き、気血の流れが悪く成っている物で漢方薬で、気血の流れを改善して治療します。
2.冷えて流れが滞る「風寒侵入」の肩こり
これは冷えにより、経絡の流れが悪くなるのが原因で、漢方薬で体を温め経絡の流れを改善して治療します。
3.水の巡りが滞る「痰湿凝滞(たんしつぎょうたい)」の肩こり
これは胃腸が弱かったり、お酒や脂っこい食事や過量の水分をとっていると、血中に痰湿(悪いもの)がたまります。そして水の代謝も悪くなり経絡を滞らせ肩こりになります。漢方薬で痰湿を体外に出し、経絡の流れを良くして改善します。
高血圧、肩こりはお客様の体質、症状により使用する漢方薬、組み合わせる漢方薬が変わります。
高血圧·肩こり